ChatGPTのアプリ版とブラウザ版の違い
ChaGPTはアプリ版とブラウザ版がありどちらでも使用できますが、細かい部分で機能が異なります。アプリ版とブラウザ版の違いをまとめます。
アプリ版とブラウザ版の違いまとめ
詳細は後述しますが、ざっくりアプリ版とブラウザ版の違いを紹介します。
- アプリ版はプラグインを設定できない
- アプリ版は音声入出力ができる(ChatGPT Plus限定)
- ブラウザ版はチャット履歴の検索ができない
- アプリ版でもGPTsは使える。ただし、GPT mentionsは使えない
以下で詳しく解説します。
アプリ版はプラグインを設定できない
プラグインという有料ユーザー向けの拡張機能があります。スマホのアプリのようにChatGPTにプラグインを追加することで様々な機能を拡張することができます。
(例:Webサイトへアクセスする、スケジュール管理する)
このプラグインですが、設定できるのはブラウザ版からとなりアプリ版は設定できません。
アプリ版は音声入力できる
ブラウザ版では音声入力ができません。音声入力をする場合はパソコン自体の音声入力機能を利用することになります。
一方でアプリ版では音声入出力を利用できます。
音声入力のシステムはOpenAI社が開発する音声AIのWhisperを利用しており高精度で音声を認識してくれます。
チャットボックス右側にある音声ボタンをタップし音声入力を開始します。
ブラウザ版は音声出力ができない
2023年9月に発表された機能で、アプリ版では音声出力が可能に。音声は5つから選択できプロの声優と共同開発した音声が使用されています。
これによりChatGPTと本当に会話するかのように指示→回答を音声で完結できるようになります。こちらの機能は10月前半に順次実装していくとのことです。
ブラウザ版はチャット履歴の検索ができない
ブラウザ版ではチャット履歴の検索ができませんが、アプリ版は検索できます。
右上のメニューボタン > History > Searchから検索できます。
アプリ版でもGPTsは使える。ただし、GPT mentionsは使えない
ChatGPTに新しく実装されたGPTsという機能があります。これは、様々なユーザーが作成したプロンプトを使える機能です。
プラグインのようなものをイメージすると分かりやすいと思います。
記事作成のGPTsや画像を作成するGPTsなど様々なGPTsがあります。GPTsはGPT Storeで検索可能でアクティブにすると左サイドバーに表示されます。GPTsはアプリ版でも利用可能です。
ただし、GPTsをチャットに呼び出せるGPT mentinosは現在アプリ版では実装されていません。
アプリ版とブラウザ版の共通機能
細かい違いを見てきましたが、最後にアプリ版とブラウザ版版の共通機能をまとめます。
- チャットからAIに質問できる
- GPT3.5かGPT4の選択ができる
- GPTsを使える
- DALL-E 3を使える
- Data Analysisを使える
- チャット履歴を確認できる
- チャットをシェアできる
- チャットの名称を変更できる
- データをエクスポートできる
なお、ブラウザ版もアプリ版もチャット内容は全て同期されています。例えばパソコンでAIとやり取りした内容を出先でスマホにて確認することもできます。
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