ChatGPTの無料期間はいつまで?
現在、ChatGPTは無料で利用できます。この無料プランは一時的なものか、これからも続くのか気になる人も多いのではないでしょうか。公式サイトの情報も交えて無料期間がいつまで続くのか解説します。
無料期間終了のアナウンスはない
現状、OpenAI社の公式サイトやSNSでも無料期間終了のアナウンスはありません。引き続き、無料でChatGPTを利用できる可能性が高いと思います。
「やっぱり無料プランは終了します!」と突然発表する可能性もゼロではありませんが、筆者は終了する可能性は低いと考えています。
ChatGPTは無料プランで多くのユーザーを抱えています。その中からコアユーザーに有料版のChatGPT Plusを使ってもらい収益を上げるビジネスモデルです。
有料ユーザーは大事な収益源ですが、そもそもサービスを使ってくれるユーザーがいないと有料ユーザーも確保できません。しばらくは無料でユーザーを囲い有料プランへ移行させる戦略を採用すると思います。
生成AIサービスは競合が増えている
もう1つ無料プランを止めないであろう理由があります。それは競合サービスの台頭により競争が激化していることです。
大手ではGoogleが開発する生成AIのBardがあります。GoogleはAI関連のプロダクト開発に大きく資源を投入しています。
他にも、日本ではまだリリースされていないClaude2という海外のサービスもあります。こちらは無料で利用できChatGPTよりも性能が良いという評判です。
2022年にChatGPTがリリースされ話題をさらいましたが、2023年になって競合が台頭しているため安泰というわけにはいかないでしょう。競争が激化しているため無料枠を廃止しユーザー数を減らすような施策は取らないのではないでしょうか。
無料プランと有料プランの違い
無料プランでも十分利用できますが、有料プランに変えることでChatGPTの性能が劇的に向上します。ここからは有料プランのメリットについて触れたいと思います。
筆者はChatGPT Plusに加入していますが、これからも継続して利用するつもりです。円安の影響もあり月額20ドルという金額は決して安くありません。(およそ3,000円!)
しかし、有料プランでしか利用できない機能もあり、これらを活用することで業務効率化ができています。考え方を変えれば1日100円以下と考えれば安いもの。
有料プランに移行することで次のようなメリットがあります。
- より高性能なGPT-4モデルの使用→回答精度の向上
- 回答レスポンスの速度改善
- プラグインによる機能の拡張
- Code interpreterによるファイルアップロード
無料プランのGPT-3.5のモデルと比較した場合、回答精度が異なります。シンプルな質問では差異を感じませんが、より複雑なプロンプトになると違いは顕著です。
プラグインの拡張機能が強力
プラグインはChatGPTに備わっていない機能を追加でインストールできます。スマホのアプリのようなものをイメージすると分かりやすいでしょう。アプリを入れることで様々なことができるようになりますよね。
プラグインストアには様々なプラグインがあり、食べログやメルカリもプラグインを提供しています。
例えば、Webページを読み込んで内容を理解したり、スケジュール管理したりといった機能をChatGPTに追加することができます。
様々なプラグインを組み合わせることでChatGPTの性能を2倍にも3倍にも引き出すことができます。プラグインの使い方はこちらで解説しています。(会員限定コンテンツ)
Code interpreterでテキスト以外の情報を渡せる
基本的にChatGPTはAIに渡せるのはテキストベースのプロンプトのみです。しかし、Code interpreterを使うことでファイルも渡すことができます。
アップロードできるファイルは、PDFや画像、動画などのオーディオファイル、WordやパワポのOfficeファイルも含まれます。
「PDFの内容を翻訳、要約して」
「Wordファイルを校正して」
より深くChatGPTを活用することができます。
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